入札に参加する方法をわかりやすく解説、入札情報を簡単に探す方法

イギリスのロンドン 営業担当
イギリスのロンドン

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官公庁の入札へ参加する方法の解説です。入札に参加するメリットや入札情報の探し方、落札情報から戦略的に入札する方法などを、発注者である官公庁の契約実務経験から記載しています。民間会社の営業担当者向けの解説です。

 

そもそも入札とは

 

税金を使用する官公庁は、事業を実施するために民間会社とさまざまな契約を締結しています。そして契約の規模が大きい場合は原則として入札(競争契約)を実施しています。

 

ほとんどの入札は金額競争です。つまり官公庁側の発注者にとって有利な金額(安い金額)を提示した会社と契約を締結します。

 

入札に参加した経験のない営業担当者にとっては、むずかしそうに感じるかも知れませんが、「入札書」を提出することは「見積書」を提出するのと同じです。

 

そして入札情報は、インターネットが普及した現在、毎日のように新しい入札公告が掲載されています。営業のチャンスは無数に存在します。

 

営業担当初心者が入札に参加する方法をわかりやすく解説します。官公庁などの公的組織と契約するメリットは大きく2つあります。

 

破産の心配がないので安全な取引

 

官公庁との契約実績は、会社自体の信用度・信頼度のアップになること

 

発注者である官公庁側も、過去に官公庁と契約実績のある会社は信頼できる安全な会社と考えます。

 

入札に参加する方法

 

2018年5月現在、官公庁の大多数が入札公告をインターネット上で公開しています。不特定多数の会社が入札に参加できる機会が確保されています。

 

入札情報を探す方法も多数あります。民間会社が実施している有料の入札情報サイトもあります。しかし、官公庁の入札情報は原則として無料でWEB上に公開されています。

 

GoogleやYahooの検索サイトで次のキーワードで簡単に探すことが可能です。

「地名あるいは組織名 入札」

 

各府省の入札情報 電子政府の総合窓口
http://www.e-gov.go.jp/announcement/procurement_index.html

 

文部科学省 調達総合案内
http://www-gpo3.mext.go.jp/kanpo/gpoindex.asp

 

「WTO対象」とか「政府調達契約」「特定調達契約」の表示がある契約は大規模契約(1000万円以上)です。

 

最初に必要なことは入札参加資格を取得することです。参加資格は次のサイトで全省庁の参加資格を取得することができます。

 

全省庁統一資格審査(工事契約は除く)

統一資格審査申請・調達情報検索サイト|ホーム

 

入札までのおおまかな手順

 

1.入札情報を探す キーワード「官公庁名 入札公告」

 

2.入札参加資格を取得(受付は随時で3年間有効です。)

 

3.入札公告を見て「入札説明書と仕様書」を入手

 

4.入札金額を検討し、入札に参加するかどうか判断

 

5.入札書を提出(関係資料も提出することがあります。)

 

6.開札に立会い(再度入札を実施することがあります。)

 

7.落札(契約書の取り交わし)

 

資格審査の申請は簡単です。新規の申請のときは次の書類を用意するだけです。

 

登記事項証明書(履歴事項全部証明書)【写】
納税証明書その3の3【写】
財務諸表(1年分) ※確定した直近の決算書
営業経歴書
誓約書・役員等名簿(記入要領あり)

 

審査が完了すると「資格審査結果通知書」が発行されます。官公庁で実施する入札ではコピーを提出します。

 

なお審査の結果付与される等級については、会社の優劣や営業成績を判別するような意味合いはありません。審査の内容を見れば理解しやすいですが「会社の規模」を格付けしているだけです。大企業はA等級が多いです。入札に有利になるとかはありません。

 

落札するためには、予定価格以内で最安値が条件になります。過去の入札状況を知りたいときは、「落札結果」や「落札情報」が参考になります。

 

入札公告を掲載しているサイトで落札情報が公開されているときは、試しに入札関係資料を見て入札金額を見積もり、実際の落札結果を見てシミュレーションすると戦略が見えてきます。

 

入札に必要な仕様書等の関係資料を入手することは自由です。実際に入札に参加しなくてもペナルティは一切ありません。入札書提出前であれば自由に辞退することが可能です。

 

ただし、入札書を提出した後に辞退は不可能です。開札の結果、落札決定したときは辞退できません。開札に立ち会わなくても金額を記載した入札書を提出済みであれば辞退できないことになります。

 

入札に参加する際の心構え

 

入札は、見積書を提出するのと同じですが、それぞれの入札案件によって提出する書類や提出期限などが決められています。不明な点は遠慮なく担当係へ問い合わせすることができます。

 

最初の入札は、わからないことが多いと思いますが、遠慮なく質問して慣れることが大切です。各省庁や地方自治体によって提出する書類は様々です。少しでも不明な点があれば電話で確認してから作成することが重要です。

 

初めての入札は、提出期限にゆとりのある入札を選ぶと良いです。

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