当サイトは、官公庁で働く人たちの疑問や悩みを解決することを目的にしています。
日常の仕事の中で、書類の作り方がわからなかったり、法令の解釈で判断に迷う部分は、意外に共通しているものです。
多くの人たちが、同じところで躓いてしまいます。進めて良いのか迷い、仕事が止まってしまうのです。
当サイトの記事は、会計実務を実際に40年経験してきた視点から、わりやすく解説しています。知識を持つだけでなく、その知識を実務に活かせるように深く理解することが重要です。
当サイトの目的
当サイトは、官公庁で働く人たちや、官公庁向け営業担当者の皆さんに役立つ会計実務専門サイトです。
国や地方自治体などの官公庁では、さまざまな法律、政令、条例、規則に基づいて日常業務を進めています。国民の貴重な税金を使うために、法令に基づく適正な事務処理が求められているのです。
ところが、いざ書類を作ろうとすると、根拠法令を知らなかったり、知っていても法令の解釈がわからなくて事務処理が進まないことがあります。条文を具体的に理解するのがむずかしく、実際の処理方法がわからないのです。
上司や先輩などに聞いても、「自分で勉強しようか」、などと冷たい指導を受けたり、丁寧に教えてもらっても、基本的な用語が理解できずに、わからなくなってしまうのです。上司や先輩の説明自体がむずかしすぎて、さらに疑問が増えてしまうのです。法令が十分に理解できないと、書類作成が停滞し、モヤモヤと悩みながら自信のないまま、毎日を過ごすことになります。
また官公庁と取り引きを始めたい営業担当者にとっては、すでに顔なじみの会社が決まっていて、なかなか新しい契約を獲得できない悩みもあるでしょう。官公庁で契約実務を長く経験した立場から、契約を獲得しやすい営業の方法なども解説します。
当サイトを読むことで、仕事の疑問や悩みが解決できるよう、実務に役立つ記事を更新しています。
なお当サイトは、工事契約の予定価格作成方法は対象外です。工事契約については、国や地方自治体から詳細な積算基準が公開されているので扱いません。
当サイトの利用方法
当サイトの記事は、どこから読んでも会計実務を学ぶことができます。記事を読む順番は関係ありません。ちょっとしたスキマ時間を使い、繰り返し読むだけで、実務に役立つ知識が蓄えられます。
仕事を覚えるためには、先輩や上司に教えてもらうことも大切です。しかし自分で学ぶ方が、間違いなく早く覚えられます。さらに自分で学ぶ努力をしている人に対しては、周りの人も丁寧に教えてくれます。そして基本的な知識を蓄えていくと、ミスがだんだん減っていき仕事が楽しくなってきます。
当サイトの記事はランダムに読み進めるだけで、実務に役立つ知識を身につけることができます。何日か後に繰り返し読むことで、正確に理解できるようになります。1週間程度の間隔を開けてから、ゆっくり読み返すと、より鮮明に記憶に残ります。
官公庁の事務手続きは、法令を深く理解していると効率的になります。当サイトでは、実務に使えるように、重要な内容は、いろいろな切り口で解説しています。同じ内容を、表現方法を変えてほんとの意味が伝わるようにしてあります。
当サイトの記事は、繰り返し読むことで深く理解できるようになります。知識として知っているだけでは実務に役立ちません。深く理解していないと実務に適用できないのです。
深く理解できるようになれば、自分の言葉で解説できるようになります。当サイトの記事を読んで、別の視点から、自分の言葉で解説できるようになるまで繰り返し読みましょう。
当サイトで扱う法令について
官公庁の日常業務は、法令に基づくものがほとんどです。当サイトの解説も、法令を引用しながら解説しています。
当サイトに記載してある法令は、下記サイトを利用しています。
出典:e-Govウェブサイト(https://www.e-gov.go.jp/)
ただし、読みやすいように条文を一部修正しています。主に長い条文の一部を削除して(略)と表記しています。実務で使うときは最新法令の確認をお願いします。特に法令は頻繁に改正されるので注意しましょう。