2013-10

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入札

特定調達、政府調達、特例政令、国際入札、それぞれの呼び方の根拠

 官公庁が実施する「国際入札」についての解説です。国や地方自治体、公的機関などは、国際協定の「政府調達に関する協定」が適用されます。基準額を超える高額な契約を計画するときは注意が必要です。制定経緯や基準額の推移、特定調達と政府調達の違いなどの解説です。
入札

リバースオークションが官公庁には適さない理由、過度な競争は致命傷

 官公庁が導入しているリバースオークションのデメリットです。リバースオークションは、価格競争を繰り返し契約の相手方を決定します。しかし過度の価格競争は、将来的に大きな傷を残します。官公庁の契約担当者には、公正性を意識した契約手続きが重要です。
随意契約

代理店証明書では随意契約できない!競争性のない随意契約の判断とは

競争性のない随意契約についての解説です。代理店証明書に基づき随意契約するときは注意が必要です。代理店証明書は、競争性がないという根拠になりません。販売店が複数存在するのであれば、一般競争入札あるいは見積り合わせが必要です。
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随意契約

直接販売証明書では随意契約できない!競争性の有無が判断できない!

 直接販売証明書に基づく随意契約の可否についての解説です。官公庁がメーカーや開発元と契約するときに、直接販売証明書を発行してもらい、「競争性のない随意契約」と判断する事例が増えています。しかし直接契約することと、競争性の有無は、全く関係がありません。つまり直接販売証明書に基づいて、随意契約するという判断は適正ではないです。
基礎知識

官公庁の予算を簡単に理解する、そもそも歳入予算と歳出予算とは

官公庁の予算はとても複雑です。国会や議会で予算を承認する理由、予算の根拠法令、民間企業と官公庁の予算についての違い、継続費、国庫債務負担行為、繰越明許費、それぞれを簡単に解説します。
基礎知識

一般競争入札では適正な利益が確保できない、価格競争とデフレ経済

 1990年頃から始まった経済成長率が 0 %というデフレ経済の中で、利益を無視した価格競争は、中小企業を倒産に追い込むものです。大企業だけが勝ち残り、経済格差が拡大します。過度の価格競争は、健全な経済の発展を阻害するものです。
基礎知識

会計書類の日付操作はバレます。税務調査では売上台帳と照合します。

 納品書などの会計書類は、日付を変えてしまうとすぐにバレます。年度末に予算の残額を消化しようとして日付を操作すると、後で指摘を受けることになります。特に税務調査では、民間会社の売上台帳と、官公庁側の会計書類の日付を相互にチェックします。
市場価格方式

その3 市場価格方式による予定価格作成方法のまとめ、予定価格調書

市場価格方式による予定価格作成方法のまとめです。納入実績一覧表のデータから購入実績の調査を終えると、契約実績の値引率が判明します。過去の契約実績の値引率と、直近の参考見積書の値引率から予定価格を設定します。予定価格調書作成方法の解説です。
科研費

科研費の年度末納品には注意!科研費の主な使用ルールを簡単に把握

単年度予算の科研費(補助金)で年度末近くに納品するときは注意が必要です。国民の税金を原資とする競争的資金は、使用ルールが細かく定められています。不適切な使用とならないよう、科研費の主な使用ルールを理解しておくことが重要です。
市場価格方式

その2 市場価格方式による予定価格作成方法、購入実績照会と値引率

予定価格作成に必要な購入実績の調査方法、値引率の考え方です。市場価格方式で予定価格を作成するときは、過去の値引率をどのように把握するかが重要になります。具体的な購入実績照会方法、電話での依頼のしかた、出精値引きと特別出精値引きの違いです。
市場価格方式

その1 市場価格方式による予定価格作成方法、契約実績と参考見積書

市場価格方式による予定価格の作成方法です。官公庁の契約手続きの中で一番多い物品購入契約を具体例に、予定価格の作成方法をくわしく解説します。市場価格方式では、過去の取引実績から値引率を調査します。納入実績の調査がポイントです。
予定価格

予定価格は絶対に教えない、贈収賄や談合事件から身を守る

官公庁の契約担当者が自分の身を守る方法です。入札手続きには常に危険性が潜んでいます。特に高額な入札では、予定価格に関する情報を得ようとする誘惑が多くなります。予定価格漏洩、贈収賄、談合、これらの危険から身を守るための解説です。
市場価格方式

予定価格を作成する具体例、購入契約は3つの手順で予定価格を設定

官公庁が一般競争入札を実施するときに作成する予定価格の解説です。具体例で過去の取り引き実績から予定価格を設定する方法です。理解しやすいようにノートパソコンを30台(定価総額450万円)購入する想定で、予定価格の作成方法をくわしく解説します。
予定価格

予定価格の役割と必要理由とは、契約方式の判断、落札基準価格

官公庁が作成する予定価格の役割と必要理由です。予定価格は、作成するのに大変手間のかかる書類です。少額随意契約などの契約方式を判断するための基準として、また開札時の落札基準価格として重要な役割があります。それぞれの根拠法令を解説します。
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